檜枝岐村立檜枝岐小中学校
2019年12月の記事一覧
今日の給食
今日の献立は
【ツナご飯 牛乳 千草焼き こまつナムル 大根のみそ汁】
でした。
こまつナムルには、白炒りごまを使用しています。
ごまをちょっと振りかけるだけで、風味や食感がよくなります。
また、カルシウム、マグネシウム、鉄分などのミネラル成分のほか、抗酸化作用のあるビタミンEなどもを確保することができます。
栄養価の高いごまですが、そのまま食べるとほとんど消化・吸収がされないと言われています。
人間には、植物などの細胞壁を消化する消化酵素がありません。
とうもろこしなどがそのままうんちとして出てくることがあるのはそのためです。
したがって、栄養素を最大限に吸収するためには、一番最初の消化作業である「噛む」ということが重要なのですが、ごまは粒が小さくて噛み潰すことが難しいです。
故に、すりごまを使用することをおすすめします。
すり潰されていることで消化・吸収がされやすいだけでなく、風味も格段によくなります。
一時期、給食の和え物で使用するごまを、ひたすらすりごまに変えて提供した時期がありました。
最初は抵抗がなかったものの、人気メニューであるこまつナムルをしばらくすりごまに変えた際には、子どもたちからだけでなく、先生方からも抗議が殺到しました。
・・・
ナムルは普通炒りごまでしょ!
炒りごまの方がおいしい!
・・・
そのとき私はしみじみと感じました。
いかに効率よく栄養素を摂ってもらうかだけでなく、食文化や、食の嗜好、食習慣まで考慮して、おいしいと思ってもらうことが大切である。
食を楽しむことがたくさん食べることにつながり、それが健康や幸福感に繋がるのだ、と。
それ以来、ナムルは炒りごまで提供しています。
・・・長くなりましたが、まとめると、
料理に合わせて、すりごまを使っていただければと思います。
今日の給食
今日の献立は
【冬野菜カレー 牛乳 酢のもの フルーツ乳かん】
でした。
今日のカレーに使った冬野菜は、
・にんじん
・ブロッコリー
・れんこん
でした。
野菜が苦手な子も、カレーに入っているとモリモリ食べてくれました。
今日の給食
今日の献立は
【ご飯 牛乳 ツナバーグ ほうれん草とコーンのソテー 白菜のクリームスープ】
でした。
ツナバーグは、子どもたちに人気のメニューの一つです。
こぢんまりとしているように見えますが、意外と食べ応えがあります。
給食では、アルミカップに入れてオーブンで焼き上げましたが、
ご家庭では通常のハンバーグのように成形して、フライパンで焼いてもよいと思います。
〈給食のツナバーグのレシピ〉(中学生5人分)
ツナ 180g
玉ねぎ 180g
にんじん 18g
干ひじき 2g
卵 1個
パン粉 18g
塩・こしょう 少々
材料を全て混ぜ合わせ、アルミカップに入れて、220℃のオーブンで10分焼き上げました。
〈ツナバーグ 中学生1人当たり栄養素〉
エネルギー 131kcal
たんぱく質 9.9g
脂質 7.7g
カルシウム 23mg
鉄分 0.8mg
ビタミンA 77μgRE
ビタミンB1 0.02mg
ビタミンB2 0.06mg
ビタミンC 3mg
塩分 0.4g
食物繊維 1.1g
調味料がほとんど入っていないにもかかわらず、ツナのおかげで満足感があります。
減塩できて、野菜もたんぱく質もしっかり摂れる、おすすめの料理です。
今日の給食
今日の献立は
【ビビンバ 牛乳 こんにゃくのごま煮 中華スープ】
でした。
今日は、毎月恒例のクイズ大会です。
第1問 ホウレンソウは、日本原産の野菜だよ。〇か✕か?
正解は、✕です。
原産地は、西アジアのイランの辺りと考えられています。
第2問 ホウレンソウのえぐみ(アク)の正体は、次のうちどれ?
①シュウ酸
②炭酸
③ホウ酸
正解は、①シュウ酸です。
シュウ酸は水に溶けるので、茹でてから水にさらすとアクが抜けて、食べやすくなります。
ただし、アクと同時にビタミン類も水に溶けてしまうというデメリットもあります。
第3問 短い茎についた葉が、放射状に広がっている形をなんというか。
①ロケット
②ロゼット
③ロボット
正解は、②ロゼットです。
タンポポの葉の形も、ロゼットです。
ホウレンソウは、ビタミンC、カリウム、カルシウム、β-カロテン、葉酸、鉄分など、たくさんの栄養素を含む野菜です。
1年中出回っていますが、旬は12月~1月です。
寒い時期が最もおいしく、ビタミンCも多くなります。
旬のホウレンソウを、様々な調理法で召し上がっていただきたいと思います。
今日の給食
今日の献立は
【ご飯 牛乳 鮭のチーズ焼き ブロッコリーのおかか和え 小松菜のみそ汁】
でした。
鮭のチーズ焼きは、鮭の切身に塩こしょうで下味を付けて、玉ねぎ・しめじ・チーズを乗せて焼きました。
給食ではオーブンで焼き上げましたが、ご家庭ではアルミホイルに包んで焼くと、焼きムラがなく、チーズも十分に溶けて、おいしく仕上がると思います。
今日の給食
今日の献立は
【ゆかりご飯 牛乳 さつま揚げ ごまず和え 田舎汁】
でした。
さつま揚げは、名前に「さつま」と入っていますが、さつまいもが入っているわけではありません。
魚のすり身にごぼうやにんじんなどを混ぜて調味・成形し、油で揚げます。
薩摩(現在の鹿児島県西部)の特産品であったところから、「さつま揚げ」と呼ばれるようになりました。
今日のさつま揚げは手作りで、調理室1つずつ愛情を込めて作りました。
市販のものとは似ても似つかない出来映えになりましたが、食べ応え十分のおいしいさつま揚げになりました。
今日のさつま揚げのレシピ(中学生5人分)
白身魚のすり身 250g
ごぼう 60g
ねぎ 12g
しょうが 3g
卵 25g
みそ 6g
片栗粉 8g
小麦粉 6g
揚げ油 適量
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